横断歩道で止まっているのに違反扱いされるケース

みんな勘違いして守っている交通ルール(20)

「横断歩道の取り締まり」
この理不尽さこそが、横断歩道トラブルの正体です。

最重要で結論から言うと、“止まっている事実”だけでは足りないからです。

道路交通法では、横断歩道において
歩行者が渡ろうとしている場合、車両は一時停止し、通行を妨げてはならない
と定められています。

ここで重要なのは「停止」よりも
通行を妨げていないか
という点です。

よくある違反ケースがこれです。

横断歩道の直前でブレーキを踏み、形式上は停止。
しかし、
・車体の先端が横断歩道にかかっている
・歩行者が遠回りしないと渡れない位置
・圧迫感を与える距離で止まっている

この状態、ドライバーの感覚では
「止まってるじゃないか」
ですが、警察の判断は違います。

歩行者の進行を心理的・物理的に妨げている
と見なされれば、違反は成立します。

さらに厄介なのが
「完全停止してから、じわっと前に出た」
というケース。

歩行者が渡り始めた後に、
・にじり寄る
・タイヤを転がす
・ハンドルを切り始める

これもアウトです。

歩行者側からすると、
「車が動いている=危険」
と感じます。

警察は、歩行者の安心感を基準に判断します。
スピードメーターも、停止時間も、実は二次的です。

特に注意が必要なのが、
・子ども
・高齢者
・雨天や夕暮れ時

この状況では、ドライバー側により高い配慮が求められます。

横断歩道で求められるのは、
止まることではありません。
**“完全に委ねること”**です。

ハンドルも、アクセルも、次の動きも止める。
それが、違反にならない唯一の姿勢です。

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