黄色信号は進めじゃない|止まらないと違反になる判断基準

意外と知られていない交通ルール25

黄色信号を見た瞬間、「急いで進まなきゃ」とアクセルを踏んだ経験はありませんか。実はその判断、状況によっては立派な交通違反になります。

多くのドライバーが誤解していますが、黄色信号は「注意して進め」という意味ではありません。法律上の意味は「止まれ。ただし安全に停止できない場合は進んでもよい」です。ここに、取り締まりが発生しやすい落とし穴があります。

なぜ黄色信号で捕まるのか

警察が見ているのは「信号の色」ではなく、停止できたかどうかです。停止線まで十分な距離があり、ブレーキを踏めば安全に止まれたにもかかわらず進行した場合、それは信号無視と判断されます。

「後ろに車がいたから」「急ブレーキは危険だと思った」という理由は、原則として通りません。客観的に見て止まれたかどうかが基準になります。

違反になりやすい典型パターン

最も多いのは、交差点のかなり手前で黄色に変わったケースです。この距離で進んでしまうと、「止まれたのに止まらなかった」と判断されやすくなります。

次に多いのが、スピード超過気味で進入している場合です。速度が速いと「止まれなかった」と主張しても、そもそも減速していれば止まれたはず、と見なされます。

進んでも違反にならない境界線

例外として、停止線の直前で黄色に変わり、急ブレーキをかけると追突や横滑りの危険がある場合は進行が認められます。重要なのは安全に停止できたかどうかです。

この判断は一瞬ですが、警察やドラレコ映像では比較的はっきり分かります。だからこそ、言い逃れが難しい違反でもあります。

黄色信号で迷わない運転のコツ

コツは単純です。青信号の段階から「止まる準備」をしておくこと。交差点に近づいたらアクセルを緩め、いつでもブレーキを踏める状態を作るだけで、判断は驚くほど楽になります。

黄色信号は急ぐ合図ではなく、判断を早める合図です。数秒待つだけで、違反も事故も避けられます。

黄色信号で止まれる人は、結果的に一番安全で、取り締まりとも無縁です。焦らず止まる。その選択が、自分と周囲を守る最短ルートなのです。

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